コンサルティング業界

【気になる実態】外資系コンサルの年収は高いのか

外資コンサルの年収
外資系コンサルティングファーム って、年収は高いの?

上記の悩みを解決します。

本記事の内容

・外資系コンサルティングファームの年収水準
・コンサルの年収が高い理由

本記事の読者

・コンサル就職/転職に興味がある方
・コンサルの年収がいくらか知りたい方

本記事を読むメリット

・外資系コンサルティングファームの年収水準を理解できる

最近の就職活動においては、コンサルティング業界が人気上位の企業を独占していることは、以前触れました。

【初心者向け】コンサルってなに?仕事内容や会社の概要を解説!

その人気の理由の1つは、年収の高さが挙げられます。

では、具体的に年収はいくら貰えるの?といった疑問を、現役コンサルタントである筆者が、紹介していきます。

早速、本題に入ります。

1. 外資系コンサルティングファームの年収水準

まず、前提として、次の3つの要素が大きく個人の年収を左右します。

❶ ファーム
❷ ランク(職位)
❸ パフォーマンス

新卒の初任給については、大学卒/大学院卒によって、多少の上下動は発生しますが、そこまで大きな違いはないため、今回は割愛します。

1-1. ファーム

コンサルティングファームは、様々な種類がありますが、基本的には以下の順番で、年収が高いです。
戦略系は、コンサルティングフィー(報酬)が高いため、給料も他ファームより多く貰える傾向にあります。

戦略系 > 総合系  ≧ IT系 > シンクタンク系

コンサルティングファームの違いについては、次の記事を参照ください。

【業界研究】コンサルティングファームとは?〇〇系コンサルの違いを解説

1-2. ランク(職位)

コンサルティングファームでは、年齢や性別に関わらず、能力を示すランク(職位)で評価されます

年功序列といった習慣は一切なく、完全な実力主義です。

ランク別で、年収水準(固定給)を提示すると次のようなイメージになります。
あくまで、一例としてご理解いただければ幸いです。

・アナリスト/アソシエイト:500万円~700万円
・コンサルタント:700万円~1000万円
・マネージャー/プロジェクトリーダー:1000万円~1,500万円
・ディレクター/プリンシパル:1,500万円~3,000万円
・パートナー:3,000万円~

1-3. パフォーマンス

パフォーマンスは、主に賞与に影響します。
そして、賞与はファームの業績および、個人の業績に寄ります。

賞与のレンジも、ファーム/ランクに依りますが、固定給の10〜30%程度のケースが多いです。

2. コンサルの年収が高い理由

コンサルタントの給料が高い理由は、次の2点です。

・クライアントの経営課題を解決する非常に高い能力が求められる
・ビジネスモデル的に、原価はほぼ人件費のみ

クライアント企業は、自社のリソースでは解決できない経営課題を解決するために、高い報酬を支払ってコンサルタントを雇います。
そういったスキルを持つ人材を、自社で見つける or 育てるよりも、時間的/金銭的コストが安く済むからです。

そして、コンサルティングファーム側で提供している価値は、コンサルタントの"知恵"ですので、人件費以外の原価がさほど掛かりません。
※もちろん諸々の経費や、インフラ関連のコストは存在します。

3. まとめ

いかがでしたでしょうか。

新卒でコンサルティングファームに入社すれば、数年目で年収1,000万を超えるケースは多々あります。
年齢に関係なく、結果を出せば評価される世界なのです。

しかしながら、コンサルは、労働集約的な側面も併せ持ちます。
最近は、労働環境の改善が進んでいますが、年収が高い一方で、長時間労働を余儀なくされている方もいます。
「年収が高いから」だけでコンサルティング業界を選ぶ場合は、他の要素についても検討が必要でしょう。

ぜひ、コンサルティング業界の実情を理解された上で、就職/転職活動に臨んでください!

BIG4の具体的な年収レンジに関する記事はこちら

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