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【ケース面接例題③】なぜなぜ分析で思考を深掘り

良い打ち手や解決策って、どうやって出すんだ?
深く考えるって何?

上記の悩みを解決します。

本記事の内容

・ケース面接例:オンライン学習塾の経営を改善するには?
・なぜの深掘り

本記事の読者

・コンサル就職/転職に興味がある方
・ケース面接の練習をしたい方

本記事を読むメリット

・なぜを繰り返し考え、深く思考することを理解できる

今回は、よくある経営改善のテーマを扱います。

経営改善を考えるにあたって、現状の課題に関する仮説を構築し、その真因を探る、というプロセスが必要になります。
課題に関する仮説は1つではないと思いますので、構造化することで網羅的に考えることができます。

前提の確認ももちろん重要ですが、面接官が時間をかけて聞きたい部分ではないため、ある程度の見切りをつけて、自身で仮定を置くとよいです。
コンサルティングファームの面接官であれば、前提を置くことに専門的な知識は必要としないテーマを選定します。

早速、本題に入りましょう。

1. ケース面接例:オンライン学習塾の経営を改善するには?

あなたは、大学受験向けのオンライン学習塾を経営している社長から、「新規顧客は十分確保できているのだが、既存顧客の定着に課題がある。何か良いアドバイスをもらえないだろうか?」と相談を受けました。

自身も大学受験の際は、オンライン授業を提供している予備校に通っていたため、生徒としての目線は持ち合わせています。

ぱっと思いつく課題仮説としては、次の4つが考えられました。
・授業の質が低い
・授業のカバー範囲が狭い
・先生の教え方が生徒に合わない
・価格設定が上手くいっていない

候補者
課題は、大きく2種類考えられます。
1つ目は、提供しているコンテンツそのものに関する課題で、2つ目は、価格に関する課題です。
コンテンツに関する課題は、3つ考えられます。
授業の品質の低さ/授業のカバレッジ不足/先生の教え方と生徒の勉強方針とのギャップです。
価格に関する課題は、高すぎる価格設定によって、一般家庭の家系では継続できないといった状況が考えられます。
では、その4つの課題をさらに考えてみましょう。
それぞれの課題は、なぜ生じているのだと思いますか?
面接官
候補者

授業の品質が低いということは、即ち授業を受けた生徒の模試や、テストの点数が上がらないということを意味します。

なぜ、生徒の成績が上がらないかと言えば、先生の教え方が悪いからです。

それは授業の品質が低い、ということを言い換えただけですね。
なぜ、先生の教え方が悪いんでしょうか?
面接官
候補者
可能性としては、2つ考えられます。
1つ目は、先生が生徒に合った教え方を理解できていないから、です。
2つ目は、先生がオンライン授業で授業をするスキルを十分に獲得できていないから、です。
なるほど。もう1段踏み込んでみましょう。
どうして、生徒に合った教え方を理解出来ていないんでしょうか?
なぜ、オンライン授業で授業をするスキルを持てていないんでしょうか?
面接官
候補者
そうですね・・・。
元々、対面の講義形式で経験を積まれていたのであれば、生徒の反応等からフィードバックを得られていましたが、オンラインでは、そういった反応が得られにくいからでしょうか。
では、そうだとした時に、経営者としては何をすれば良いですか?
面接官
候補者
授業後はアンケートの記入を義務化し、先生側にフィードバックを与える仕組みを整えるとかですかね。
他にもありませんか?
面接官
候補者
うーん、授業中にもフィードバックが得られるように、生徒が質問しやすい雰囲気作りをするとかですかね。
例えば、匿名で質問できるようにするとか。

一旦、ここで区切ります。

2. なぜの深掘り

今回は、なぜの深掘りについて紹介します。

なぜなぜ分析、という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
これは、トヨタ自動車工業の元副社長である大野耐一氏が、著者「トヨタ生産方式」で、次のように述べたことから、広く知られるようになった言葉です。

一つの事象に対して、五回の「なぜ」をぶつけてみたことはあるだろうか。言うはやさしいが、行なうはむずかしいことである。

五回の「なぜ」を自問自答することによって、ものごとの因果関係とか、その裏にひそむ本当の原因を突き止めることができる。

トヨタ生産方式
脱規模の経営をめざして
大野 耐一/著

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楽天

事象には、表面的な原因と根本的な原因があります
いきなり根本的な原因を考えることは難しいため、順になぜ?を考えていくことで、辿り着くことができます。

こうして、なぜ?という分析を繰り返すことで、その物事を取り囲む構造や仕組みが分かってくるのです。

3. まとめ

いかがでしたでしょうか。

コンサルのケース面接は、きっと疲れますよね。
こういった思考体力は、練習によって鍛えられますので、ぜひ何かを考える際の参考にしてみてください。

考え続けることが好きになれれば、コンサルタントは天職と言えるでしょう。

ケース面接対策におすすめの本は、こちらの記事で紹介しています。
コンサルタントが薦めるケース面接対策の本5冊

ケース面接事例集は、こちら。

【保存版】ケース面接の対策となる考え方のコツ
【ケース面接例題①】思考の構造化
【ケース面接例題②】抽象化思考と具体化思考
【ケース面接例題③】なぜなぜ分析で思考を深掘り ← 今ココ
【ケース面接例題④】思考のスピードを上げる
【ケース面接例題⑤】マーケティングは消費者目線に立って考える
【ケース面接例題⑥】自分の経験を意識した視点の使い方
【ケース面接例題⑦】視座を上げる
【ケース面接例題⑧】視野を広げる

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