上記の悩みを解決します。
■ 本記事の内容
・コンサル業界の志望動機として伝えるべきポイント3点
■ 本記事の読者
・コンサル業界の志望動機で何を伝えればよいか迷っている方
■ 本記事を読むメリット
・コンサル業界の志望動機として、何を伝えればよいかが分かる
・志望動機で周囲と差別化する方法が分かる
就職活動/転職活動をするにあたって、必ず聞かれる質問がありますよね。
「あなたは、なぜA社を志望されたのですか?」という志望動機に関する質問です。
そもそも、どういった内容を伝えればよいのか分からない、という人も居れば、何となくは分かるけど、一般的な内容に終始してしまい、オリジナリティが出せない、という人も居るかと思います。
本記事では、志望動機として何を伝えればよいか、を現役コンサルタントである筆者が紹介します。
早速、本題に入ります。
1. コンサル業界を志望する理由
何故、コンサルタントになりたいのか?
まず初めに、この問いに対する答えを明確にしましょう。
あなたにとって、コンサル業界の何が魅力的に映るかを突き詰めていけば、上記の答えになる筈です。
勿論、人によって、何が魅力的に映るかは異なります。
それは、過去の経験や今ある知識、価値観が人それぞれで異なるからです。
自身の原体験まで踏み込んで考えることが出来れば、それはあなただけの志望理由となります。
深く考えることで、よくある表面的な内容で終わってしまうケースを避けることが出来ます。
コンサル業界の魅力の例としては、次が挙げられます。
・企業の経営課題を解決するという仕事内容
・プロジェクトベースで、様々な業界を知ることが出来るという特性
・優秀で上昇志向のメンバーと働くことによる成長のスピード
・外資系ならではのグローバルな働き方
・プレイヤーではなく、アドバイザーとしての役割
2. そのファームを志望する理由
何故、そのファームで働きたいのか?
次に答えるべき問いです。
コンサル業界と一口に言っても、各ファームによって専門分野が分かれているため、業界研究や企業研究は必須です。
なお、〇〇系ファームの違いについては、こちらの記事で紹介しています。
【業界研究】コンサルティングファームとは?〇〇系コンサルの違いを解説
また、働き方や企業内の文化は、各ファームによって大きく異なります。
実際に働いている社員の話を、積極的に聞きにいきましょう。
1次情報を集める努力をした上で、ファーム間で何を比較すればいいか分からないという場合は、選考過程で出会った面接官と一緒に働きたいと思えたかが1つの指標になるかと思います。
ただし、これはある程度、選考過程が進んでいる場合に限ります。
面接官は、一定のランク以上であり、活躍しているコンサルタントです。ファームとしても質の高い面接官を用意したいため、優秀なメンバーに面接を依頼しています。
つまり、面接官として出てくる社員は、ファーム内でお手本となるコンサルタントです。入社後のあなたの上司かもしれませんし、あなたが将来目指す姿かもしれません。
3. 自分は何で貢献できるか
そのファームに入社した場合、自分はどう貢献できるか?
これが、最後に答えるべき問いです。
中途採用の場合は、過去の職務における具体的な業務経験から、どういったスキルで貢献できるかを伝えましょう。
新卒採用の場合は、業務経験がないため、基本的にはポテンシャル能力を見ることになります。具体的な経験に基づき、ポテンシャル能力が分かるような経験を伝えられるとよいです。
テー自体は、研究活動でも、アルバイトでも、サークル活動でも、何でもいいです。自身が取った具体的な行動と、その行動を取るに至った判断基準があれば、コンサルタントとしてどう貢献できるか、に繋げることが出来るかと思います。
4. まとめ
他業界と同様、コンサル業界においても、業界研究や企業研究は必須です。
ただ、候補者が欲しい情報を、企業側が十分に提供できていない現状も事実です。
応募する際は、身の回りに居るコンサルタントから実態を聞くことをお勧めします。併せて、ネット/SNS上でも情報を収集するとよいでしょう。
必要な情報を集めた上で、自分の経験を交えて、自分だけの志望動機を深く考えてみてください。