タイピングしながらでもノイズが少なく、会話に集中できるようなマイク付きイヤホンはどれ?
上記の悩みを解決します。
■ 本記事の内容
- テレワークにおけるマイク/イヤホンを選ぶポイント
- おすすめのマイクデバイス
■ 本記事の読者
- Web会議やオンライン面接を行う方
- 自身のタイピング音を始めとしたノイズが気になる方
■ 本記事を読むメリット
- どんな観点でマイク/イヤホンを選べばよいかを理解し、自分に合ったデバイスを探すことができる
- 自分に合ったデバイスを購入し、快適なリモートワーク環境を手に入れることができる
こんにちは、てらでぃーです。
最近は、リモートワーク/テレワークにおけるWEB会議や、オンライン面接の機会が増えてきました。
家事やゲームをしながら友人と通話、なんて方もいると思います。
ノートPCに内臓されているマイクでは、ノイズが入ったり、ハウリングが起きてしまったりと、音声トラブルが起こりやすく、マイク付きイヤホンを使われている方も多いのではないでしょうか。
利用場面によって、どんなマイク付きイヤホンが必要かというニーズが異なります。
講演や動画視聴といった一方通行のコミュニケーションであれば、イヤホン性能だけ気にしていればよいでしょう。
しかし、相手と議論するなどの双方向のコミュニケーションが必要なのであれば、マイク性能にも着目しましょう。
「え、何て言ったの?」
「ノイズで聞き取れなかった。もう1回言ってくれる?」
こんな悩みを解決するため、本記事ではテレワークでおすすめのデバイスを紹介します。
早速、本題に入ります。
目次
1. テレワークにおけるマイクを選ぶ際のポイント
テレワークをより快適なものにするため、マイクを選ぶ時に見るべきポイントは次の3つです。
- 指向性
- デバイス
- 接続方式
1-1. 指向性
指向性とは、マイクが音を拾う方向性のことです。
一般的に次の3種類があります。
- 無指向性(全指向性):全方向の音を拾う
- 単一指向性:後ろ方向の音を拾いづらい
- 双指向性:前方と後方の音を拾う
何を選べば良いの?という話ですが、WEB会議での使われ方を例に取りましょう。
1つのマイクに対して、複数人があらゆる方向から話しかけるような使い方であれば、無指向性がよいです。
全員の発言が拾えますからね。
1つのマイクに対して、1人が同じ方向から話しかけるような使い方であれば、単一指向性がよいです。
その人の口元を中心に集音し、周りの雑音(特にキーボードのタイピング音など)は入らないように、マイクを置くことができるからです。
議事録を作成しながら、会議参加する場合は、単一指向性のマイクを選びましょう。
1-2. デバイス
マイク機能を持つデバイスにも、いくつかの種類があります。
利用シーンに応じて、求められるデバイスも変わってきます。
- マイク付きイヤホン:外出時や会話に集中したい方向け
- スピーカーフォン:複数人で1つのマイク/スピーカーを利用したい方向け
- ヘッドセット:イヤホンを耳に差し込む閉塞感が苦手だが、一定のな方向け
- マイク単体:音声出力のクオリティにこだわりたい方向け
マイク単体については、レコーディングを始めとした相当の音質を求める場合のみでよいかと思います。
マイク付きイヤホン、またはヘッドセットは好みになりますが、会議の内容を録音したい場合などは、スピーカーフォンの活用も可能です。
スピーカーフォンで流した音声をiPhoneで録音し、聞き返すことができます。
PCに内蔵されている録音機能だと、音質が悪かったり、聞き返す際の使い勝手が悪かったりと、何かと不便な場合があります。
1-3. 接続方式
マイクの接続方式は、主に3種類あり、音質や通信接続の安定性、利用できるデバイスが異なります。
- Bluetooth:充電が必要だが、近距離であれば無線接続が可能
- ミニプラグ:あらゆるデバイスで対応しており、商品展開が多い
- USB:iPhone等のモバイルデバイスには利用できないが、音声遅延やノイズが少ない
個人的には、無線(Bluetooth)なのか、有線なのか(ミニプラグ / USB / Lightningなど)だけ気にすればよいかなと思っています。
無線は外出時において、ハンズフリーで煩わしさなく利用できるため、非常に気に入っている一方、会議が断続的にある場合や長時間利用する場合は、充電が切れてしまうため、結局有線に落ち着いてしまっています。
2. おすすめのマイク4選
2-1. Jabra|Evolve 40
オフィス用ヘッドセットやスピーカーフォンで有名なJabraの製品です。
こちらのメーカーでは比較的リーズナブル、かつ有用性の高いミニプラグの有線ヘッドセットです。
通話音質が圧倒的に他社製品よりも良いため、自分のタイピング音が気になる方は、購入を検討してみてください。
- 指向性:単一指向性
- デバイス:ヘッドセット
- 接続方式:ミニプラグ
2-2. Jabra|Evolve2 65
同じくJabraが出しているワイヤレスタイプのヘッドセットです。
1回の充電で最長12時間の使用が可能となるため、基本的に長丁場の会議で充電切れというケースは少ないです。
また、1つ上の商品と共通して、マイクが口元にあるため、相手にとって聞き取りやすいクリアな通話が可能となります。
ワイヤレスの利便性を取りつつ、一定の音声品質を求める方向けです。
- 指向性:単一指向性
- デバイス:ヘッドセット
- 接続方式:Bluetooth
2-3. Anker|PowerConf
コンパクトで持ち運びがしやすい、Ankerのスピーカーフォンです。
最適な集音アルゴリズムで公式認証を得ているZoomを始めとして、Skype /Google Hangouts / FaceTime / WebEx / GoToMeeting等において、デバイスのボタンからミュートや音量調整ができます。
スピーカーフォンで会議の音声を流してiPhoneで録音、といった使い方も可能です。
- 指向性:無指向性(全指向性)
- デバイス:スピーカーフォン
- 接続方式:Bluetooth
2-4. Apple|EarPods
最後は、iPhoneを購入した際に付属しているApple純正のイヤホンです。
非常に高性能なマイク機能が付随しているため、Web会議なら困りません。
ただ音声に特化した集音特性があるため、屋内であっても別の部屋で子供が泣いていたりすると、泣き声もしっかり拾ってしまいます。
そういった特殊なケースを除いては、EarPodsで十分です。
- 指向性:不明
- デバイス:マイク付きイヤホン
- 接続方式:ミニプラグ or Lightning
まとめ
ここで紹介した商品はあくまで一例ですが、ストレスフリーで快適な通話の実現には、自分の利用シーンに合った商品の選択が必要です。
私は、慣れない英語が必要なプロジェクトへのアサインを機に、Web会議周りのデバイスをアップデートしました。
Bluetoothだと一瞬接続が切れる可能性を考慮し、有線のタイプを重宝しています。
有線だと、会議参加しながら充電できないじゃん!という方は、こちらの記事も合わせてご覧ください。
→【ワイヤレス】複数台のiPhoneを充電するためのオススメ充電器5選
1回良さを知ってしまうと抜けられなくなりますが、間違いなく毎日がちょっとずつ豊かになり、かつ仕事も効率的に取り組めるため、ぜひ試してみてください!