プライベート

引っ越し準備のコツは、全体の流れをいかに早く把握出来るか【経験談】

引っ越しって、何すればいいの?

退去手続きや新居探しは、何ヶ月前からやるべき?

本記事の内容

・引っ越しの流れ
・引っ越し準備のコツ

本記事の読者

・直近で引っ越しを予定されている1人暮らしの方
・将来的に賃貸住宅への引っ越しを検討されている方

本記事を読むメリット

・引っ越しにおける全体の流れを把握し、必要な手続きや準備のコツを理解できる

こんにちは、てらでぃーです。

去年からのコロナ禍によって、コンサルティング業界も在宅が中心のワークスタイルとなっています。
最近、在宅環境の整備も兼ねて、少し広めの間取りの賃貸物件へ引っ越ししました。

引っ越し前後でやる事が多すぎて非常に困ったため、自分用のメモという意味合いもかねて、引っ越し関連のTipsを本記事でまとめておこうと思います。

1人暮らし且つ賃貸住宅 → 賃貸住宅の引っ越しを検討している方にとって、参考になれば幸いです。

早速、本題に入ります。

1. 引っ越しの流れ

まず、引っ越しにおける全体の流れをつかみましょう。
引っ越しは、大きく引っ越し前/引っ越し当日/引っ越し後の3フェーズに分けられます。
それぞれのフェーズに関する詳細は、後ほど説明します。

・引っ越し前:引っ越し予定日の決定/旧居の解約/新居の選定・契約/梱包/不用品の処分など
・引っ越し当日:荷物の運搬/荷解きなど
・引っ越し後:役所関連の手続きなど

最初に、引っ越し予定日を決める所からスタートします。
引っ越しの準備は、引っ越し予定日の1.5〜2ヶ月前に始めることをオススメします。

2. 引っ越し前の準備

2-1. 引っ越し予定日の決定

可能な限り、翌日が休日となる日付を選びます。
祝日がない週であれば、土曜日ですね。
自分の想像以上に、引っ越し後の荷解きに時間がかかり、通常の生活に戻るまでの準備期間が必要になるからです。

以下を満たせるのであれば、荷解きに時間もかからないので、予定日の曜日は特に気にする必要はないかもしれません。

①引っ越し業者が新居に到着する時間帯が早い
 ①-a.引っ越し業者が旧居に到着する時間帯が早い
 ①-b.引っ越し距離が短い
②荷解きに掛かる時間が短い
 ②-a.荷物量が少ない
 ②-b.梱包/荷解きスキルが高い(整理整頓された状態で梱包できる等)

2-2. 旧居の解約

賃貸物件においては、基本的に引っ越し予定日の1ヶ月前または2ヶ月前に解約の申し込みが必要となります。

賃貸借契約書に「解約予告期間」として記載があるため、必ず確認した上で引っ越しのスケジュールを組みましょう。
私はこの確認を怠ったため、家賃が旧居・新居で二重に発生する期間がありました。
解約の通知についても、電話のみでよいのか書面の提出が必要になるのかも確認しておきましょう。

また、このタイミングで、引っ越しの予定日が決まっていなくても、後から不動産管理会社へ連絡すれば大丈夫です。

2-3. 新居の選定・契約

引っ越し予定日を決めて、旧居の解約についても問題なければ、いよいよ新居の選定に進みます。
解約予告期間が1ヶ月であれば、新居を決めてから、解約通知をしても問題ありません。
解約予告期間が2ヶ月であれば、解約通知後に新居探しを行うことが多いかと思います。

2ヶ月先に入居という条件で探しても、なかなか良い物件は見つかりません。
世の中に出回っている不動産の多くは、既に住める状態(前入居者が退去済み)なので、オーナー側は早めに入居してもらいたいと思っているからです。

いずれにしても引っ越しの1.5ヶ月前には、物件探しを始めたほうが良いかと思います。
解約予告期間別の物件探し/解約通知の順序
1.5ヶ月前から物件探し → 1ヶ月前に解約通知
2ヶ月前に解約通知   → 1.5ヶ月前から物件探し

また、賃貸契約時に気をつけたい費用は、仲介手数料です
時と場合によって、仲介手数料は下げられる可能性があるため、以下に注意しながら賃貸契約を進めましょう。
仲介手数料の上限 = 家賃の1ヶ月分
仲介手数料 = 借主からの仲介手数料 + 貸主からの仲介手数料

仲介会社によって、仲介手数料に差がある場合、往々にして貸主(大家さん)からも仲介手数料をもらっているからです。
仲介手数料に関しては、直接的に交渉を申し込んでも良いですし、同一物件を複数の仲介会社が扱っている場合が多いため、それぞれに見積もりをお願いすることで価格競争を狙っても良いです。

2-4. 引っ越し業者の選定

複数業者に見積もりを依頼して、見合ったサービスを提供する業者を選びます。
引っ越しにかかる料金は、荷物量/引っ越し時期/移動距離に左右されます。

特に繁忙期である3~4月は、前々からの申し込みが必要になるため、事前に計画立てて見積もりや申し込みを進めるようにしましょう。

引っ越し業者へ申し込みをする際に、梱包に必要な段ボールの用意をお願い出来ます
単身かつ平均的な荷物量であれば、20枚を目安に段ボールを郵送してもらうようにしましょう。

2-5. インフラ(ガス・水道・電気)の利用停止・開始申し込み

ガス・水道・電気は、あらかじめ旧居の利用停止および新居の利用開始に関する手続きを実施します。

電話もしくはインターネットで申し込み可能ですが、ガスについては閉栓・開栓時に立ち会いが必要となるため、引っ越し業者の作業時間を考慮して、ガス閉栓の立ち会い時間帯を決めるようにしましょう。

2-6. 梱包(荷造り)

引っ越し業者から段ボールが届き次第、荷造りを始めます。

個人的な梱包時のコツは、次の6つです。
①使用頻度の低いもの(季節外れの衣服など)から始める
②軽いものは大きい箱に、重いものは小さい箱に詰める
③割れやすい食器類などは、緩衝材として新聞紙に包んだ上で、箱に入れる
④1年以上使っていない物は、新居に持っていかず、捨てる
⑤段ボールを閉じたら、「何が入っているか」「どの部屋に持っていくか」を段ボールの上面と側面に記載する
⑥ハサミ/カッターは、最後まで箱に入れず、手荷物として持っていく

②の"重いもの"は、本などを指します。
結構な重量なので、大きい段ボールに詰めてしまうと、成人男性でも重すぎて持ち上げられない箱が完成します。

⑥を忘れてしまうと、新居で段ボールを開封する時に、ハサミ/カッターを見つけるまで苦労するため、気をつけてください。

2-7. 不用品・粗大ゴミの処分

不用品・粗大ゴミの処分は、手段によって相応の時間がかかります。
主に3通りの処分方法がありまして、私は①と②の方法で処分しました。

①自治体に回収してもらう
②不用品回収業者で回収・買取してもらう
③フリマで売却する

①自治体で回収してもらう場合、事前の申し込みと粗大ゴミ処理券の購入が必要です。
少なくとも、都内における申し込みは、webからも受け付けているため、余裕を持って進めましょう。
私の場合は、1ヶ月弱先の日程しか空いていなかったため、引っ越し日の直前となってしまいました、、
また、粗大ゴミ処理券に関しては、周囲のコンビニで普通に買えます。

②不用品回収業者で回収・買取してもらう場合、電話やweb経由で申し込みしておき、業者に査定に来てもらう or 段ボールで郵送した上で、査定額に納得すれば、そのまま引き取ってもらいます。
査定額は元の商品価値や保存状態などに左右されますが、物によってはマイナスの査定額となることもあり得ます。
その場合は、お金を払って回収してもらうことになります。

③フリマで売却する場合、メルカリや楽天フリマを利用して、自ら売却額を決めて、必要な人に販売し、梱包・配送まで自分で行います。
同じ状態の同じ商品であっても、タイトルの付け方や写真の撮り方で売れる / 売れないが変わるため、取引件数が多いユーザーを参考にしましょう。

知人・友人に譲る等、他にも色々方法はあるかと思いますが、主なパターンは上記の3つかと思います。
いずれにせよ、時間がない方には、②不用品回収業者で回収・買取してもらう、をオススメします。

2-8. 旧居の原状回復

賃貸物件を借りている場合、入居者には原状回復の義務が生じます。
原状回復とは、国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」で以下のように定義しています。

賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損を復旧すること

簡単に言うと、入居者は普通に住んで自然にできた損傷や汚れを除く範囲で復旧が必要であり、借りた当時の状態に戻す必要はありません
住んだ期間が長ければ、その分、壁紙や設備の価値が下がるため、経年劣化や通常損耗を考慮に入れた上で、必要な分だけ補修や修繕を負担するという内容です。

設備別の経年劣化に対する考え方は、上記ガイドラインにまとまっているため、具体的に現存価値を計算したい方はガイドラインを確認してみてください。

また、手入れや掃除を怠った場合のガスコンロや換気扇の油汚れ、浴室やトイレの水垢などは、入居者の負担となるため、退去時の掃除を行いましょう。
ただし、次の入居までにハウスクリーニングを行うため、家の隅々まで埃1つ残さない状態を目指す必要はありません。

2-9. 冷蔵庫の運搬準備

冷蔵庫は、運搬前に水抜きをする必要があります。

水が完全に抜けるまで1日かかることもあるため、冷蔵庫の中の物は計画的に消費しておきます。
遅くとも引っ越し前日の夜には、電源を抜いて、水抜きをしておきましょう。

2-10. 転出届け

旧居と別の市区町村に引っ越す場合は、転出届の手続きが必要になります。

転入先での手続きに必要になる「転出証明書」が発行されるため、保管しておきましょう。
マイナンバーカードを提示して転出届・転入届を行う場合は、「特例転出・特例転入」が適用可能となるため、書類の発行は不要となります。

手続き自体は、引っ越し日の2週間前から行うことができます。

2-11. 郵便局転送サービス

郵便局に転居届を出すことで、届出日から1年間、旧居宛に届いた郵便物を新居宛に転送してもらうことができます。

最寄りの郵便局に直接届出ても良いですし、以下のリンクからインターネット経由で申し込むことも可能です。
>>>郵便局転居・転送サービス申し込み

3. 引っ越し当日の動き

3-1. ガス・水道の停止

ガス閉栓・水道停止の立ち会いを行います。
基本的に、水道停止は立ち会い不要ですが、オートロックの住宅の場合は、水道メーターを外部から確認できないため、立ち会いが必要になります。

3-2. 荷物の運搬

引っ越し業者が到着次第、作業の流れを確認しつつ、手荷物以外の荷物を搬出してもらいます。

荷造りの際、運ぶ先の場所を段ボールに記載しておき、引っ越し業者の方に所定の場所まで運んでもらうようにしましょう。

引っ越し業者が新居に着いたら、段ボールを運び込む前に、洗濯機や冷蔵庫などの大型家電や家具の搬入をまず行います。
どこに設置して欲しいかをその場で指示しながら、運搬作業を進めます。

運搬作業が全て完了次第、引っ越し業者に料金を支払います。
支払いを現金のみとしている業者も多いため、必要な金額はあらかじめ引き出しておくか、新居への移動時に引き出しておくようにしましょう。

3-3. 旧居の明け渡し

荷物を全て搬出し、清掃が完了したら、いよいよ退去です。
大家さんもしくは不動産管理会社の担当者とともに、部屋の状況を20~30分程度で確認します。

立ち会いはキズや汚れなどに対する修繕費用を借主もしくは貸主どちらが負担すべきか合意する場でもあります。
入居前からあったキズや汚れなのか、入居期間に生じたキズや汚れなのか等を1つずつ確認していくため、分かる範囲で回答しましょう。

立ち会いの最後に、敷金精算報告書にサインを求められる場合があります。
個人的にはその場でサインはせず、後から書類を郵送するよう依頼することをお勧めします。
原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」等の資料を見ながら、経年劣化を踏まえた現在価値を考慮し、自身が負担すべき金額を正しく計算するためです。

確認が終われば、最後に鍵を返却して明け渡しは完了です。

駐輪場やポスト等に忘れ物がないかを確認し、新居へ向かいます。

3-4. 荷解き

場所ごとに段ボールを開封していき、荷解きを行います。

まずは必要最低限の日用品から整理を始め、当日や翌日に使う物の用意をします。
季節外れの衣服等のすぐに使わない物は、その日中に荷解きする必要はないので、可能な範囲で段ボールを片付けていきます。

3-5. ガス・水道の開始

事前に申し込みしておく事で、基本的にインフラは使える状態になっています。

ガスに関しては、点検員の立ち会いのもと、ガス栓を開栓する必要があります。

4. 引っ越し後の手続き

4-1. 転入届

引っ越しから14日以内に、引っ越し先の地域にある役所で転入届を出します。
合わせてマイナンバーカードの手続きも行います。

必要に応じて、国民健康保険や国民年金なども併せて手続きしておきましょう。
国民健康保険は、引っ越し元で「資格喪失手続き」を行った上で、引っ越し先で「加入手続き」が必要になります。
年金は、マイナンバーと基礎年金番号が結びついている被保険者であれば、原則的に住所変更に関する届出は不要です。

4-2. 運転免許証の住所変更

以下の手続き場所で、運転免許証に記載されている住所を変更しましょう。
既存の免許証および新住所が分かる書類(住民票の写しや健康保険証など)を持っていけば、手続きが可能です。

手続き場所
・各自治体の警察署
・免許更新センター
・運転免許試験場

4-3. 各種サービスの住所変更手続き

自身が利用しているサービス(金融機関・携帯電話・クレジットカード・ECなど)について、それぞれ住所を登録している場合は、新居の情報に更新しましょう。

現在利用中のサービスを見直すことが出来るため、利用しない有料サービスなどはこの際に解約することをオススメします。

5. まとめ

引っ越しの準備は、世帯人数や引っ越しの距離など、各自の状況によって異なる部分も多々あります。
しかしながら、基本的な流れや必要な手続きは変わらないため、本ページを読み込んでいただき、引っ越しの際に少しでも役立ててもらえれば幸いです。

手続きや作業は数が多いため、早め早めに全体の流れを把握して、スケジュールや期限を理解しておきましょう。
私はスマホのカレンダーにその日ごとの作業を書き込んでいたため、比較的スムーズに引っ越しを終えられました。

在宅ワークが多く、家での労働環境に満足できていない方は、ぜひ引っ越しを検討してみてください!

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