
どんな人がコンサルに向いてない?[/st-kaiwa1]
上記の悩みを解決します。
■ 本記事の内容
- 「コンサルやめとけ」と言われる3つの理由
- コンサルに向いていない人の特徴
- コンサル業界を目指すメリット
■ 本記事の想定読者
- コンサル業界への就職/転職を検討されている方
- コンサルの適性について知りたい方
■ 本記事を読むメリット
- コンサル業界に対する適性を理解し、自分自身がコンサルタントとして働いていけるか否かについて、イメージを掴むことができる
こんにちは、てらでぃーです。
私は新卒でコンサルティングファームに入社しました。
同じタイミングで入社した同期や、別のコンサルティングファームから転職してきた方、または全く別の業界から未経験で飛び込んできた方など、様々なバックグラウンドを持つコンサルタントの方々とプロジェクトを共にしています。
そして、人によってはコンサルタントという職業が合わなかった、という実例を何人も目の当たりにしています。
本記事では、コンサル業界に憧れて入社/転職したい!と考えているあなたのために、こういった人にはコンサルはオススメできないという話を紹介します。
早速、本題に入ります。
目次
1. コンサルやめとけと言われる理由
コンサル業界の人気が高い状況は依然として続いています。
一方で、「コンサルはやめとけ」と言われることも増えているようです。
何故、コンサルへの新卒入社/転職はやめとけと言われるのでしょうか?
その理由をまとめると、次の3つに大別されます。
- 入社前にイメージしているコンサルの仕事は、実態と異なるから
- コンサル自体が既にコモディティ化しており、魅力が薄まっているから
- 犠牲にするものが多いから
1-1. 入社前にイメージしているコンサルの仕事は、実態と異なるから
コンサルと聞いてイメージする仕事は、どのようなものでしょうか?
経営者に対して、企業の経営課題に対する提言や、事業戦略に関する示唆出しといった華々しいイメージを持たれている方も多いかと思います。
しかし、そのような場面はコンサルの仕事のごく一部であり、大多数を占める部分は地道な作業です。
なにせ戦略策定のプロジェクトであっても、その戦略を語るプレゼンテーション自体は、たかだか数時間で終わり、戦略を練るための調査や分析、議論に残りの時間を費やすからです。
また、未経験での転職や新卒入社した場合、共に仕事を進めるクライアント側のカウンターパートは部長 / 課長 / 担当者レベルであることは覚えておきましょう。
コンサルタントとして研鑽を積んで、ある程度の立場になれば、クライアント側で対話すべき相手の役職も上がり、より抽象的なテーマについて会話する機会も増えてきます。
プレゼンテーションについても、プロジェクトリーダーやパートナーといった役職のコンサルタントが大部分を行い、スタッフは良くて担当パートだけというケースも多いです。
特に最近は、どのコンサルティングファームでも、実行支援型のプロジェクトが増えていますので、いわゆる高級派遣と揶揄されがちな業務を担うこともあるでしょう。
クライアントではなく、コンサルタントが実行する時の提供価値とは何か?を考え続けることがポイントになります。
1-2. コンサル自体が既にコモディティ化しており、魅力が薄まっているから
コンサルティング業界は、採用規模を拡大し続けた結果、少数精鋭の世界から変化しています。
規模の拡大に伴い、ファームで働いているコンサルタント達のレベルも変化しています。
もちろん優秀な方は多く、能力が高い方のレベルは変わらず高水準ではありますが、玉石混交の世界です。
依然は、右も左も優秀な同僚や上司に囲まれながら、ハードワークすることで、自身の圧倒的な成長に繋がるといった機会が多くありました。
しかし、成長環境の土台であった優秀な同僚や上司という部分は、運が悪ければ、無駄な業務を増やし続ける上司、または業務の質やスピードが十分ではなく、仕事を巻き取らなければならない同僚と働くような機会もあるでしょう。
一方、ハードワークという部分においては、持続可能な働き方という観点から業界全体でホワイト化が進んでいます。
そのため、以前よりも短い労働時間で、高い質のアウトプットが出せるか?という方向にシフトしています。(これは良いポイントですね)
1-3. 犠牲にするものが多いから
コンサルタントの仕事を通じて得られる経験は、非常に有益なものが多いです。
一方で、得た代わりに犠牲にしなければならないモノもあります。
コンサルを退職していく人は、よく次の2点を退職理由として挙げています。
- 時間
- 健康
■ 時間
ホワイト化が進んだとは言え、他業界と比較して、ハードであることには変わりありません。
特に、コンサルの世界では、ここまでやればOKといったゴールはなく、時間がある限り、クライアントへの価値を最大化する仕事です。
そのため、次のプロジェクトに関するインプットであったり、提案資料の作成であったり、業務時間外であっても仕事に取り組む人は多いです。
■ 健康
長時間勤務や、クライアントからの高い期待値に答えるというプレッシャーの下で働き続けた結果として、健康が犠牲になってしまうこともあります。
夜遅くまで働く場合は睡眠時間が削られますし、会議が断続的に入っている日は、健康的な食事を自炊して食べる時間がないこともあります。
2. コンサルに向いていない人の特徴
ここまでの話を踏まえて、コンサルタントには向いていない人の特徴を紹介します。
2-1. とりあえずコンサルに入って、成長したい
2-2. コンサルティングファームで働くこと自体が目的になっている
2-3. ベースとなる思考力 / 思考体力が弱い
2-4. ワークライフバランスを重視しており、プライベートを優先したい
もし、自分自身に当てはまるような内容があれば、一度キャリアプランを見直してみると良いです。
2-1. とりあえずコンサルに入って、成長したい
コンサルとして働くことに対する明確な目標がない場合、モチベーションを保ち続けることが難しい可能性があります。
コンサルであれば汎用性が効くから、または成長できるから、といった理由だけで働き続けようとすると、「なんで自分はこんなに頑張ってるんだろう?」と途中で折れてしまいかねません。
成長した先にどうしたいか、という目標や目的があれば、そこに向かって努力し続けることが出来るため、まずは漠然とした思いを言語化することが必要になります。
2-2. コンサルティングファームで働くこと自体が目的になっている
コンサルタントって、何となく周囲に自慢できそうだし、年収も高いし・・・
と考えている場合も、目的意識が弱いため、途中で挫折してしまう可能性があります。
高い年収を得たい、もしくはステータスを自慢したいだけであれば、他の仕事でもチャンスはあるため、わざわざハードワークをしてまでコンサルタントとして働き続けることは難しいように思います。
そのため、何故コンサルで働きたいか?をもっと別の視点から掘り下げておく必要があります。
2-3. ベースとなる思考力 / 思考体力が弱い
コンサルという職業は、非常に多くの能力を求められます。
中には、論理的思考力やコミュニケーション能力、PowerPointによるドキュメンテーション力やExcelを用いた分析力も含まれます。
採用時に、全ての能力を持っているから入社できるのではなく、足りない能力が合ったとしても補っていけるかどうかのポテンシャルが評価されています。
特に考えることが好きどうか、または考え続けることができるかどうかは、非常に大きな要素です。
PowerPointやExcelのショートカットキーなんて、使っている内に覚えますが、そういった細かいこと以上に全ての業務を通じて、考えるというベースが大切です。
今出来ないことがあったとしても、考えて考えて考えて、出来るようになっていけば良いのですから。
逆に、考えることが苦手で嫌いだと、同じミスを繰り返したり、表面的な議論だけしか出来ないことがあります。
そうなるとパフォーマンスに対する評価が下がり、最終的にはアサインされるプロジェクトがないアベイラブルの状態が長期化するといった、必要とされない人材となってしまう可能性すらあり得ます。
2-4. ワークライフバランスを重視しており、プライベートを優先したい
勤務時間が他業界よりも長いという話は、上で紹介しました。
そうなると、プライベートで予定があったとしても、キャンセルを余儀なくされたり、そもそも予定を組めないといったこともあり得ます。
特に、結婚や出産を始めとしたライフステージの変化を間近に控えている方は、転職のタイミングを考え直すことも必要です。
あるファームでは、自身のライフプランに合わせて柔軟な働き方を選択できるという制度も設けているようですが、実態として上手く機能しているかと言われると微妙な所です。
(時間的な区切りというより、成果や価値を基準に働くことが多いため)
3. コンサル業界を目指すのであれば
ここまで紹介した情報を読んでみて、不安になった方は、コンサルへの転職や就職をもう1度考えなおしてみましょう。
コンサルとして目指したい目標や、身につけたいスキルが明確である人は、ぜひコンサル業界を目指してください。
次を始めとした良い側面もあります。
- 成果さえ出せば、柔軟な働き方が出来る
- 優秀な上司やチームの下で働くことで、スキル / マインドともに飛躍的に成長できる
- 世間一般と比較すれば、高い水準の給料を貰える
なお、コンサルの給料については、次の記事で解説しています。
→【気になる実態】外資系コンサルの年収は高いのか
4. まとめ
いかがでしたでしょうか。
「コンサルやめとけ」と言われるような背景や理由を理解いただき、転職/就職活動のインプットとしていただければ幸いです。
また、「コンサルやめとけ」を始めとして、身の回りにある情報は全て、誰が何故発信しているのか?を考えるクセをつけるようにすると、思考力も鍛えられます。
例えば、あなたが勤めている事業会社の上司から、「コンサルはやめとけ」と言われたのであれば、それはあなたが優秀だから、転職を阻止したいのかもしれません。
例えば、私が「こういった人には、コンサルへの転職はオススメできない」と発信する理由は、身体も心も壊れてしまう人材を減らせるから、またはコンサル業界に適さない人材の流入を絞ることで、将来的に私の仕事が楽になるかもしれないからです。
本記事で紹介した内容を踏まえても、コンサル業界に魅力的な側面があることには間違いありません。
私が新卒で入社して良かったと思う内容については、次の記事で紹介しています。
新卒ではなく転職を検討されている方も、ぜひ読んでみてください。
本格的にコンサル業界への転職を検討されている方は、まず転職エージェントへの登録を行いましょう。(利用自体は無料です)
自身の市場価値を確かめながら、どのような案件があるかを知ることができます。