
中途コンサルは使えないと言われるって、本当?
どうすれば、使えないって言われないの?
上記の悩みを解決します。
■ 本記事の内容
- 中途コンサルは本当に使えないのか?
- 事業会社からコンサルに転職する時の注意点
- 「使えない」と言われないための4つの対策
■ 本記事の想定読者
- コンサルへの転職を検討している方
- 中途/未経験でのコンサル転職が不安な方
- 実際に中途/未経験でコンサルに転職したばかりの方
■ 本記事を読むメリット
- 事業会社からコンサルへ転職する前に、期待値のギャップを把握し、不安や心配を解消できる
- コンサルタントとして、パフォーマンスや評価を向上させるために、意識したいポイントを理解できる
こんにちは、てらでぃーです。
私自身は、新卒でコンサルティングファームに入社しましたが、初めてのプロジェクトから今に至るまで、多くの中途入社のメンバーと仕事を共にしています。
コンサル業界においては、新卒/中途で比較されることがしばしばあります。
「中途のコンサルは本当に使えないのか?」という疑問に答えつつ、「使えない」と言われないための対策までを紹介していきます。
早速、本題に入ります。
目次
1. 中途コンサルは使えない?
本当に、中途コンサルは使えない?と言われるのでしょうか。
いいえ。人に依ります。
コンサル業界に合わず、アウトしていく方も居ますが、優秀な方も数多く居ます。
特にシニアスタッフ以上であれば、感触として中途入社メンバーの割合が多いようにも思います。
そもそも、人単位で見れば、中途であろうが、新卒であろうが、コンサル業界に飛び込んだ直後は、右も左も分からない状態ですので、思うようにパフォーマンスが出せない期間があります。
1-1. なぜ「中途コンサルは使えない?」という話が出るのか
入社時のポジションに対する期待値と、実際のパフォーマンスとの乖離が大きいケースがあるからです。
新卒入社であれば、必ず一番下のジュニアスタッフ相当のランクから、キャリアをスタートさせます。
そのため、周囲からの期待値もジュニアスタッフ相応のものとなります。
一方、中途入社であれば、前職の経験/年収等を考慮して、人によってはアソシエイト/シニアスタッフ相当のランクで、コンサルタントとしてのキャリアを始める方も居るでしょう。
しかし、周囲を見渡せば、同ランクのコンサルタント達は、1つか2つ下のランクで入社し、コンサルティング業界の"いろは"を習得してきたメンバーばかりです。
このような状況においては、周囲の同ランクのコンサルタント等と比較して、「パフォーマンスが出ていない」「使えない」と言われてしまうことがあります。
そして、モチベーションが下がり、パフォーマンスも下がるという悪循環に落ち入ってしまい、最終的には業界から去ることになるケースも、実際に見てきました。
1-2. コンサルへの未経験転職を成功させるために
だからと言って、コンサル業界へは転職するなと申し上げている訳では、決してありません。
次の2点を理解し、実践していくことが出来れば、優秀なメンバーや成長機会が多く、待遇もよいコンサルティング業界で活躍していくことが出来るでしょう。
- 入社前から、出来るだけ情報収集をして、期待値や働き方、業務内容に対するイメージの解像度を上げておくこと
- 入社直後は、既にコンサルタントとして働いている周囲のメンバーと比較した際に、パフォーマンスが低いことを理解し、前向きに努力できること
2. 未経験転職の落とし穴
前職での経験が長ければ長いほど、仕事の進め方や考え方は、その経験がベースとなります。
コンサルティング業界に転職する場合は、過去の経験に拘らず、新しい学びを素早く吸収していかなければなりません。
事業会社からコンサル業界へ転職するにあたって、過去の経験やイメージとのギャップが生まれやすいポイントを紹介します。
2-1. 社内政治
コンサルティング業界は、実力主義の一面を持ちながらも、意外と社内政治が必要です。
所属先のチーム
中途であれば、所属先のチームが決まっている前提で入社することが多いです。
所属先のチームを決めずに入社する場合、もしくは所属先のチームを変更したい場合は、自ら動かなければなりません。
所属を希望するチームのリーダーに認知してもらうために、直接または現プロジェクトのメンバー伝いに連絡を取って面談を設定する等の根回しが必要です。
アサイン先のプロジェクト
自身の希望や経験以外にも、プロジェクトリーダーとの相性が、アサインにおける選定要素として入ってきます。
逆に、あるプロジェクトで高いパフォーマンスを上げた場合は、特定のプロジェクトリーダーに気に入られた結果、同じ案件や似たような案件へ継続的にアサインされます。
アサインリクエストを断ると、プロジェクトリーダーとの関係性が悪化するため、なかなか新しい経験が積めないといった声もあります。
2-2. スキルセット
事業会社からの転職で、必ず最初にぶつかる壁が、周囲のコンサルタントの能力の高さです。
特に次のようなスキルが求められます。
入社前に書籍で学ぶこともできますが、実際に業務で使えるようになるためには、相応のトレーニングが必要です。
- 論理的思考力
- Powerpointを用いたスライドライティング力
- Excelを用いた分析力
- リサーチ力
- コミュニケーション能力
自分で調べて分からないことは、すぐに聞く。
コンサルタントそれぞれに長所短所があるため、参考になると思った人から学ぶ。
スタッフ層での転職であれば、まずは上記2つを愚直に続けることで、コンサルタントとして必要なスキルを磨くことができます。
2-3. マインドセット
コンサルタントは、クライアントの課題を解決する仕事です。
その課題自体は、クライアントの事業や経営に根差しているため、自分ゴトとして捉えず受動的に仕事をしてしまうコンサルタントがたまに居ます。
上記のようなコンサルタントと、周囲からの評価を得つつ成長し続けるコンサルタントとの違いは、主体性です。
リサーチ作業を例として、
- 何故リサーチをするのか?
- リサーチした結果、どういった仮説が検証出来ていればよいのか?
が考えられていないと、ただただ時間が過ぎ去っていき、チームから求められていた成果が得られません。
自ら考え、行動する主体性は、クライアントに対する価値提供の前提となります。
3. 「使えない」と言われないための4つの対策
「使えない」と言われないために、今すぐ意識したいことは次の4点です。
- 素直さで勝負する
- 思考に慣れる
- 入念な事前準備で会議に臨む
- 過去の成果物からスライドライティングを学ぶ
3-1. 素直さで勝負する
コンサルティング業界に飛び込んだ直後は、分からないことの連続です。
前職での経験に固執せず、まずは与えられた方法や言われたやり方で遂行することを意識しましょう。
前職の事業会社ではエース級だったとしても、コンサルティングファームでは求められる品質/スピードが圧倒的に異なります。
新しい人生が始まったくらいの気持ちで、必要に応じて年下のメンバーに教えてもらいながら、コンサルタントとしての経験を積むことで、早く成果を挙げられるようになります。
3-2. 思考に慣れる
コンサルタントの仕事は、大半の時間を考えることに費やします。
初めは色々な作業に時間が取られ、考える時間の割合が多くないかもしれません。
ある程度の時間が経てば、Excelを用いた分析や、PowerPointを用いたスライド作成など、ショートカットを覚えるようになります。
ショートカットが身につけば、キーボードの操作という単純作業に費やす時間を極限まで圧縮できます。
そして、捻出できた時間が許す限り、考え抜くことを繰り返していきます。
途中で投げ出さずに考え続ける経験を積むことで、思考体力を身につけ、よりよい成果を生むことができます。
また、考える行為1つを取っても、速さ・深さ・広さといった要素に分けられます。
自分はどの要素が苦手なのかを理解した上で、鍛えることも大切です。
思考に慣れているかどうかは、先天的な能力ではなく、経験によって身に付くものです。
本を読んだだけで使えるようになる訳ではないので、意識的に訓練しましょう。
3-3. 入念な事前準備で会議に臨む
コンサルティングに限らず、どの仕事でも会議ってありますよね。
とりあえず会議に参加したけど、何も発言できなかったという経験はありませんか?
会議で何も発言ができなかった場合、その会議でのあなたの価値は非常に低く、参加せずに作業を進めていた方が良かった、なんて状況にもなりかねません。
では、どうすれば良いでしょうか?
まず、会議には次のような目的があって、開催されるものです。
- 合意形成を得ること
- 意思決定をすること
- アイディアを募ること
会議の目的を達成するためには、あなた自身が目的を理解し、誰がどの順番でどう発言すればよいかというストーリーを用意しておく必要があります。
会議の発言内容は、会議前に予め決まっているようなものです。
そのため、会議の目的を達成するために必要な議論の材料を用意し、参加者の発言内容を予想しながら、自身が提供すべき価値を考えておきましょう。
受け身の姿勢で会議に参加して、その場で発言内容を考えながら、黙り込んでしまうのではなく、入念に準備した上で会議に臨むことが大切です。
3-4. 過去の成果物からスライドライティングを学ぶ
コンサルタントほど、Powerpointに触れる機会が多い仕事は珍しいかと思います。
文章自体は書けるけど、スライドとなると難しいなんて方も居るでしょう。
インプットが無ければ、当然良いアウトプットは生まれません。
色使いやオブジェクトを用いた表現方法から、ストーリーラインに至るまで、ファームに蓄積されている過去の資料をチェックしましょう。
特に表現方法は、上位者によって好き嫌いが分かれる領域でもあるため、引き出しは増やしておくに限ります。
4. まとめ
いかがでしたでしょうか。
コンサルへの転職を検討するにあたって、仕事の面白さや給与水準の高さという良い面に魅力を感じる一方で、自分のレベルで通用するのかという心配や忙しさという悪い面を不安に思う方も多いでしょう。
新たなことに挑戦する時は、誰でも未経験からスタートします。
今、あなたの周りで活躍しているコンサルタントの方達も、間違いなく最初は苦労しています。
壁にぶつかったとしても、素直に学び続けられることさえ出来れば、確実に1歩ずつ前進することができます。
同じ後悔をするのであれば、挑戦しないで後悔するより、挑戦して後悔しましょう。
もし、コンサルティング業界に挑戦したい気持ちが少しでもあるのなら、私は応援いたします。
世の中には、転職活動を支援してくれるサービスがあり、無料で面接対策してくれる転職エージェントが居ます。
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また、コンサルティングファームにおけるアサインの仕組みが気になる方は、次の記事を読んでみてください。