上記の悩みを解決します。
■ 本記事の内容
・外資系コンサルティングファーム就活時に求められる英語力
・外資系コンサルティングファーム入社前に求められる英語力
・外資系コンサルティングファーム入社後に求められる英語力
■ 本記事の読者
・外資コンサルの選考で、どの程度の英語力が求められるか知りたい方
・コンサルタントとして、どの程度の英語力が求められるか知りたい方
■ 本記事を読むメリット
・外資系コンサルティングファームの就活時/入社前/入社後で、どの程度の英語力が求められるか理解できる
就活のセミナー等では、必ずと言っていいほど、次の質問を学生から受けます。
「コンサルって、英語は必要ですか?」
この質問に対する回答は、"いつ"の時点の話を指しているかによって、異なります。
本記事では、就活時/入社前/入社後の3つのパートに分けて、解説していきます。
早速、本題に入ります。
1. 就活時に求められる英語力
外資系のコンサルティングファームであっても、英語が必要となる場面は、数少ないでしょう。
求められる英語力についても、さほど高くないケースが殆どです。
具体的には、TOEICで600点ほど取っていれば、十分と言えます。
ただ、一部のファームについては、英語を用いた筆記試験を選考プロセスとして設定してますので、リーディング/リスニングの能力が求められます。
コンサルの採用プロセスでは、英語力よりも論理的に考えられるか、コミュニケーション能力は十分あるか、といったことが見られるためです。
こうした能力に加えて、英語力が備わっているのであれば、周囲との差別化に繋がります。
英語力も他の能力と同様に、ポテンシャルや成長性が評価されます。
現時点で、英語力に自信が持てなかったとしても、前向きに努力できるという一面が伝えられれば、問題ありません。
2. 入社前に求められる英語力
ファームによっては、内定受諾後、入社までの期間で、一定レベルの英語力を求められる場合があります。
例えば、次のようなレベルです。
・社内基準における一定レベル(TOEFL 100点相当)
・TOEIC 900点
一部のファームにおいては、英会話スクールといった語学学習のサポートを提供しています。
英語力が規定レベルに達していった内定取消し、といった状況は存在しません。
しかし、キャリアの幅が狭まってしまうため、事前学習は必ずやっておいた方が良いでしょう。
3. 入社後に求められる英語力
当然ですが、コンサルタントとして活躍したい場合は、非常に高い英語力が必要となります。
リーディング/リスニング能力もビジネスレベルで求められますが、スピーキング/ライティング能力も同様のレベルで求められます。
勿論、英語を全く使わないプロジェクトも多数あります。
日本のコンサルティングファームが担当するクライアントの多くは、日本企業ですから、相手とのコミュニケーションは日本語となるケースが多いです。
一方で、事業の海外展開や海外企業のM&Aといったグローバルなプロジェクトも増えてきています。
他にも、次のようなケースで英語によるコミュニケーションが必要となります。
・海外ファームのメンバーとコミュニケーションする時
・クライアント企業のプロジェクトメンバーとの共通語が、英語である時
・プロジェクトチームの共通語が、英語である時
英語が出来ないだけで、キャリアの幅が狭まります。
アサインされるプロジェクトも限られてしまいますし、自分が携わりたいプロジェクトに関われない事もあります。
そのため、入社前に要求される英語力を満たしていたとしても、継続的な英語学習は必要です。
4. まとめ
いかがでしたでしょうか。
外資コンサルティングファームであっても、英語力が採用要件であることは稀です。
しかし、コンサルタントとして活躍したいのであれば、入社後であっても、英語力の継続的な向上が不可欠です。
特に若手で英語を用いるプロジェクトにアサインされた場合は、英語が理解できないからなのか、内容が単純に理解できないのか、が分からなくなってしまうこともあります。
まとまった時間を英語学習に充てることが出来ない場合は、短期集中型の英会話スクール(PROGRIT)がオススメです。
早いうちから、英語力を伸ばす努力をしましょう。